
※最終更新日:2021年4月1日(木)
もしも銀行口座の残高不足でクレジットカードの引き落としができなかったら、その後にどんなことが起こるのでしょうか。事情があって支払いが遅れた場合でも、ペナルティを科されたり、自分の信用情報に影響を与えたりする恐れがあります。指定された方法で速やかに返済を済ませましょう。ここでは、カードの引き落としができなかったときの対処法や、残高不足による滞納を防ぐ方法をご紹介します。
《TOPICS》
■クレジットカードで引き落とし口座の残高不足を起こすとどうなる?
■残高不足分をクレジットカード会社に支払う方法
■クレジットカードの口座残高不足を防ぐ方法
■「クレジットカードは銀行口座の残高不足に注意して利用しましょう」
■クレジットカードで引き落とし口座の残高不足を起こすとどうなる?
●クレジットカード会社から支払いの督促が来る
クレジットカードの引き落とし先となっている銀行口座の残高が不足していると、利用額の引き落としができません。この場合、カード会社が指定する方法で料金を支払うように連絡が入ります。可能であれば、残高不足に気づいた段階で、自分からカード会社へ電話連絡を入れると良いでしょう。滞納が起こったら放置せず積極的に行動したほうが、誠意ある対応として受け取られやすくなります。利用者の信頼にかかわる問題であるため、支払い遅延に気づいたら速やかに行動してください。●クレジットカードが一時的に利用できなくなる
基本的には、クレジットカードの利用額が引き落としできなかった時点から、カードを利用できなくなります。この利用停止の状態は、不足金額を支払うまで続きます。さらには、支払いを遅延させた事実が「信用情報機関」に記録される点に留意してください。信用情報機関とは、利用者の信用情報を記録する機関のことです。クレジットカード会社や金融機関が、情報共有の目的で利用しています。信用情報機関に事故情報が登録された状態は、「ブラックリスト」と呼ばれています。残高不足の場合を含め、カードの支払いの遅延が繰り返されると、ネガティブな事故情報として判断されやすくなります。ブラックリストの状態になると、クレジットカードの申し込みのほか、金融機関のキャッシングやカードローンをはじめとしたあらゆる借り入れの審査で不利になりやすいため、注意が必要です。
度重なるカード会社からの督促に応じず、カードの利用額を支払わない悪質な利用者は、会員を強制解約となる可能性があります。さらに解約後は、前述の信用情報機関に事故情報が登録されているため、他社のクレジットカードやローンの審査にも通りにくい状態です。自分の利用状況は、信用情報機関を通じて各社に共有されています。残高不足による滞納を二度と起こさないよう注意しましょう。
●ペナルティを科されることがある
銀行口座の残高不足でクレジットカードの引き落としができないと、ペナルティを科される恐れがあります。まず、日割りで遅延損害金が発生する可能性が考えられます。遅延損害金とは、返済期限を過ぎた場合に、返済額とは別に支払いを求められる罰金のことです。カード会社によっては、滞納を繰り返した利用者に対して、利用限度額の減額が行われるケースもあります。これまで通りの条件でカードを使い続けるためにも、早めに対処して再発を防ぎましょう。■残高不足分をクレジットカード会社に支払う方法
●再度引き落とししてもらう
引き落とし先の銀行口座へ不足金額を入金したうえで、クレジットカード会社から再度引き落とししてもらう方法です。カード会社が引き落としを行う日の前日までに、確実に口座へお金を入れておく必要があります。再引き落としができない場合、別の方法で支払いを求められるケースもあります。●所定の口座に入金する
クレジットカード会社から指定された銀行口座へ、カードの利用額を振り込む方法です。振り込み先の銀行口座の情報は、カード会社へ確認しておきましょう。約束した期日までに、銀行のATMから自分で入金の手続きを行います。一般的に、振込手数料は利用者側が負担します。●コンビニで支払う
クレジットカード会社から送付されたコンビニエンスストアの払込用紙を使って、コンビニの店頭で支払う方法です。自宅に払込用紙が届いたら、期日までに利用額を支払いましょう。場合によっては、店頭で払込手数料が発生する可能性があります。利用額と併せて、手数料分の料金も手元にご用意ください。■クレジットカードの口座残高不足を防ぐ方法
●支払い日のスケジュールを確認しておく
クレジットカードの支払い日は、忘れないように手帳やスマートフォンのリマインダーなどに登録しておきましょう。カード会社によっては、支払い日の直前になると自動的にメールで通知するサービスもあります。スケジュール管理を行ったうえで、引き落としの前日までに銀行口座へ必要な金額をご用意ください。●請求確定後の金額を確認する
クレジットカードの利用額は、紙の明細書のほかに、Webサイトからオンライン明細を照会できる場合があります。請求額は毎月必ず確認して、銀行口座に所定の金額があるか確認しておきましょう。もしも期日までにお金を用意できないなら、リボ払いや分割払いによる一時的な支払い金額の減額を相談する方法もあります。カードは自分の収入に合わせた計画的な利用を心がけましょう。●締め日を意識する
クレジットカードは、毎月の締め日を意識して買い物の計画を立てると、使い過ぎを防ぎ支払い金額を適切に保ちやすくなります。締め日よりも後に購入した商品やサービスは、次の締め日の支払いに含まれるため、バランス良く利用しましょう。例えば、「毎月20日締め・翌月10日払い」の場合、21日に購入したものは翌々月10日払いになります。お使いのカードの締め日を確認しておくようおすすめします。■「クレジットカードは銀行口座の残高不足に注意して利用しましょう」
新たにクレジットカードを作成するなら、毎月の利用状況をこまめに確認しやすいサービスをおすすめします。「Visa LINE Payクレジットカード(LNIEクレカ)」*は、カードの利用内容がその場でコミュニケーションアプリのLINEへ届き、利用金額を把握しやすいのが魅力です。カードを計画的に利用したり、確認漏れによる残高不足を防いだり、幅広い場面で役立ちます。ポイント還元率が高く、日常生活で便利に使えるカードをお探しの方は、ぜひ「Visa LINE Payクレジットカード」をご検討ください。
*・・・2021年5月1日 0:00よりLINEクレカ(カードショッピング)のポイント還元率を変更予定です。詳細はこちらをご確認ください。
「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」のお申込みはこちら