新型コロナウイルスの影響により、働き方からライフスタイルまで、日常の様々なことが大きく変化しました。今回は、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、コロナ禍でお金をやりくりするためには何をしたらいいのか?また、どのような制度を利用できるか?についてお話を伺いました。是非、参考にしてみて下さい。
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――新型コロナウイルスが家計にどのような影響をもたらしたとお考えでしょうか?
家計への影響の大きさには、かなり差がある印象です。
平均という意味では、総務省家計調査*の結果から、全世帯が1ヵ月に支出する金額は1世帯当たり去年よりも29,000円ほど下がっています。
世間全体の支出が下がっている中、残業代やボーナスの減額などは考えられるものの、固定給がある会社員の方の生活への影響は、比較的抑えられていると考えられます。
しかし、残業代や賞与の減少により収入が大きく減り、将来の家計に不安を感じられている方も実際多いのではないのでしょうか。

一方、固定給を貰っていない方、時間給の職種の方は、「収入の減り」と「支出の減り」のバランスが悪くなり、ある程度の蓄えがないと生活がかなり厳しくなりかねません。そのような事態を防ぐためにも、自宅で出来るような副業をしたり、コストを抑えたりなど、現在の自分が置かれている状況下で出来ることを積み重ねていくことが重要になってきますね。

・・・総務省の家計調査データによれば、全世帯が1ヵ月に使う平均金額は、2019年4~6月が24万9,704円、2020年4~6月は22万710円。
詳しくはこちら:https://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html

――新型コロナウイルスの影響を受けて働き方や生活スタイルが変わってきていると思いますが、家計管理や貯蓄面でもなにか変えた方がいいのでしょうか?
家計管理の中でもリスク管理の観点で、感染リスクを軽減できるようにしていくのが大事かと思います。
例えば、安いからといって混んでるスーパーに行くことはせず、値段が少し高くても人との接触が減らせるよう定期便やネットスーパーで買うなど、日常生活の中で心がけていきたいですね。そうなると、支払い方法も現金ではなく、紙幣や小銭のやり取りのないキャッシュレスのほうがいいでしょう。
また、世の中の変動に対応できるよう、ある程度の貯蓄も備えておきましょう。


――新型コロナウイルスで家計に大きな影響を受けた人も多くいるかと思いますが、そういった方向けにも、国や地方自治体で用意している様々な支援制度の中で代表的なものを教えていただけますか?
例えば、下記のようなものがあります。

●家賃が払えない方向け「住宅確保給付金」
家賃が払えない人向けに、家賃を肩代わりしてくれる「住宅確保給付金」という制度がありますが、こちらは現在新型コロナウイルスの影響で収入が減っている方向けに間口が広がっています。具体的な支給金額や支給上限額は、お住まいの市区町村で違いますが、東京23区だと原則3ヶ月・最長9ヶ月で1人世帯なら5万3700円を上限に補助されます。

●会社員向け「休業手当」「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」
会社が従業員に休業を命じる場合、賃金の6割にあたる「休業手当」を支給しなければなりません。休業手当をスムーズに給付するために、国からは企業に対して「雇用調整助成金」が支払われます。それでも「休業手当」がスムーズに支給されないケースなどでは、労働者自身が手続きをとることで「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」として賃金の8割を貰うこともできます。

その他にも、自営業者向けの「家賃支援給付金」や、国民健康保険料の免除・減免が受けられる制度もあります。

このように、雇用形態や状況に応じて給付金だけでなく、給付制度や各種税金の支払いの免除・猶予など様々な支援策が国や地方自治体で用意されています。活用できるものがないかぜひ一度調べてみるといいでしょう。


――このような給付金や支援制度の情報は、どこから集めればよいのでしょうか?
厚生労働省やNHK、自分が住んでいるエリアの区役所のホームページ、あとは広報誌などですかね。

《その他参考情報》
*1 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf
*2 NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/management/?tab=1
●内閣官房:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/management/?tab=1
●Yahoo! JAPANくらし:https://kurashi.yahoo.co.jp/supports/covid19
●日本FP協会:https://www.jafp.or.jp/covid-19/support/

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――先ほど、キャッシュレス決済に関するお話も出ましたが、このタイミングでキャッシュレスに変えるメリットについて、教えていただけますか?
キャッシュレス決済のメリットは、履歴が残ることだと私は考えています。
例えば、今まで同じように家計管理をしてこなかった人たちがいたとして、現金で支払いをしてきた人とキャッシュレス決済の人だったら、後者の方が過去のお金の使い方を振り返ることがしやすいです。今後の家計改善の参考にもなりますし、使途不明金も比較的洗い出せるでしょう。そういった点で、履歴が残ることのメリットは大きいですね。
確かに、最近は不正利用の問題で、キャッシュレス決済に対して不安を抱いている方もいるかと思いますが、日常生活の中でキャッシュレス決済に慣れ親しんでいないことで、不正利用に気付きにくくなるケースもあるかもしれません。ですので、こういった不正利用に遭わないためにも、利用履歴の確認方法を理解しておく、多要素認証のサービスを使うことを心がけるなどの知識を持っておくと、いいと思います。 

――貴重なお話をありがとうございました!


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風呂内さん写真
風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で複数のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。

【公式サイト】
http://www.furouchi.com/

【YouTube】日常の記録にお金の情報を織り交ぜる「FUROUCHI vlog」を更新中!
https://www.youtube.com/c/FUROUCHIvlog


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